顧客本位の業務運営に関する方針(いちごリアルティマネジメント)
「顧客本位の業務運営に関する方針」に関する取り組み (2024年4月~2025年2月)
- 顧客の最善の利益の追求
- 1-1. 当社は、どんな場面においても、お客様との永続的な信頼関係を築き、高品質なサービスを提供することに集中します。そのために、当社は、誠実かつフェアな精神、高潔で謙虚な態度、高度かつ柔軟な専門知識を備えるための自己研鑽を惜しみません。
- 1-2. 当社の存立基盤は、お客様の満足と信頼によって成り立っていることを認識し、常にお客さまの真のニーズに適合する最高の商品やサービスを提供することを心がけます。
- 1-3. 当社は、いちごの総合力や「心築(しんちく)」を活かし、環境にも配慮した取り組みを行い、お客様の最善の利益を追求してまいります。
- (注)心築(しんちく)とは、「心で築く、心を築く」を信条として、いちごの技術とノウハウを活用し、一つ一つの不動産に心を込めた価値向上を図り、現存不動産に新しい価値を創造する事業をいいます。
- 利益相反の適切な管理
- 2-1. 当社は、お客様の利益の保護の観点から、お客様の利益といちごグループの利益、又は当社がサービスを提供している複数のお客様の間で利益が競合・対立する利益相反のおそれのある取引等を管理するため、また、いちごグループ内の利益相反による弊害を防止するため、適切な利益相反管理態勢を構築してまいります。
- 2-2. 当社は、利益相反取引が起こり得る可能性のある取引相手方を、法令上の利害関係人のみならず広くとらえ、それらの者との取引に関してその適正な取扱いを「利害関係者取引規程」に定め、これを遵守することにより、お客様の利益の保護を図ります。
- 2-3. 当社は、金融商品の販売を行っておらず、また当社及びいちごグループ内に法人営業部門を有していないため、金融商品の顧客への販売・推奨等を行う場合や資産の運用先を選ぶ場合における利益相反の可能性はありません。
- 手数料等の明確化
- 3-1. 当社は、お客様に提供する商品・サービスの内容に応じ、適正な報酬・手数料水準を設定します。
- 3-2. 投資法人が各期に支払った資産運用報酬、役員報酬等の運用等に係る費用の額は資産運用報告等において開示します。
- 重要な情報の分かりやすい提供
- 4-1. 当社は、投資法人の情報開示を行うにあたっては、常に投資法人の投資主様及び投資家様の視点に立ち、正確で偏りのない情報を適時にかつ分かりやすく開示することに努めるとともに、投資主様及び投資家様にとって重要又は有用と判断した情報について可能な限り自主開示するものとします。
- 4-2. 投資法人の投資証券への投資リスク、投資法人の基本的な仕組みや特徴、投資方針及び運用状況等については、資産運用報告等の法定開示書類のみならず、決算説明資料等で投資主様及び投資家様に分かりやすくお伝えします。
- 4-3. 当社は、投資法人の運用報告等につきIR活動を積極的に行うことにより、投資主様及び投資家様とのリレーション向上に努めます。
- 4-4. 当社は、複数の金融商品・サービスをパッケージとして販売・推奨等することは行っておらず、これらに係る重要な情報をお客様に提供することはございません。
- 顧客にふさわしいサービスの提供
- 5-1. 当社の運用する私募REITにおいては、持続的成長と投資主価値の向上を目指しています。当社は投資家様がニーズに即して投資できるよう、商品・サービスの分かりやすい情報提供に努めてまいります。
- 5-2. 当社は、複数の金融商品・サービスのパッケージとしての販売・推奨等や、金融取引被害を受けやすい属性のお客様に対する商品の販売・推奨等は行っておりません。
- 従業員に対する適切な動機づけの枠組み等
- 6-1. 当社は、利益相反が発生するおそれが高い利害関係者との間の取引等に関しては、コンプライアンス委員会が主体となって、お客様の利益保護の観点から適切な管理を行ってまいります。
- 6-2. コンプライアンス委員会は、「顧客本位の業務運営に関する方針」の遵守状況について定期的に確認し、取締役会に報告します。
- 6-3. 取締役会は、「顧客本位の業務運営に関する方針」の遵守状況について、コンプライアンスオフィサーから定期的に報告を受け、遵守状況を監視・監督します。
- 6-4. 研修等を通じてフィデューシャリー・デューティーの意識の浸透を図り、顧客本位の業務運営が企業文化として定着するよう努めます。